主なコスメ(2)
「ファンデーション」は下地用の化粧品で、固形ファンデーションと、クリーム状のリキッドファンデーションがあります。
リキッドファンデーションは、顔料粒子が細かく、ベース基材が乳液状の為、通常の固形ファンデーションに比べて、皮膚表面でなめらかに伸び、気になる凹凸や毛穴などをよくカバーしてくれます。
「頬紅」は、主に頬につける化粧品で、英語のcheek(頬という意味)からチークとも呼ばれます。
通常は頬骨に沿ってつけて、血色を良く見せる為に使用されていますが、「ハイライト」「シャドウ」など、肌より明るい色(または濃い色)を乗せて、顔を立体的に見せるという効果も併せ持っています。
色はレッド系・ピンク系・ローズ系・オレンジ系・ブラウン系に大別されており、質感のバリエーションとしては、ツヤのあるタイプや、パール感のあるタイプなどがあります。
「口紅」は、唇を彩り良くする為に塗布される化粧品です。
一般的に、ベニバナを原料とし、ワックスや顔料を溶かして型に入れ固めて作られています。
これらのほかにも色素、界面活性剤、酸化防止剤、香料など多数の成分が含まれています。
また、口紅の訳語としてたびたび使われる「ルージュ」とは、フランス語で赤という意味を表していますが、昨今では赤色でない口紅も多く存在するようになりました。
また、唇に質感だけを加える、半透明な「グロス」と呼ばれる物もあり、口紅の上から塗布することにより、プルプルとした潤いのある質感を与えてくれます。
「アイライン」は、化粧法の一つで、目の縁に描く線のことです。
そうすることにより、目の形をくっきりと大きく見せる効果があります。
色はグレーや黒、ブルーなど、比較的控えめな色が多く、赤などの派手な色は少ないようです。
その代わりに、アイシャドーにはピンクやオレンジなどの明色が多く、たいていはアイシャドーとセットで使われています。
また、アイラインにマスカラ、アイシャドーを加えた三点を三大アイメイクと呼ばれています。
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