主なコスメ(4) :コスメとは、単なる化粧ではなく体全体をきれいにすること

主なコスメ(4)

「マニキュア」は、爪の表面を塗装すること、またはそれに用いる、塗料の化粧品を指します。

マニキュアの種類は大変多く、明るい色、落ち着いた色、華やかな色、ラメ入りのものなど、たくさんのものが市販されている為、女性達の間では、気軽に行えるネイルアートとしても親しまれています。

最近は足の爪に施す場合には、「ペディキュア」と呼んで区別されています。


「ネイルエナメル」「ネイルカラー」「ネイルポリッシュ」、あるいは単に「カラー」などと呼ばれる事も多く、 正しく使えば割れから爪を守り、爪の成分の流出を防ぐことができます。


男性がマニキュアを塗っているケースは、まだごく少数ですが、装飾の目的ではなく、爪の割れを防止するという目的で、重量挙げなどのスポーツ選手には使われていました。


「付け爪」は、地爪に貼り付ける、人工爪のことです。

爪への保護作用は小さいのですが、普段派手な装飾ができない人など、TPOに合わせて自由に爪のおしゃれができるので、気軽に着せ替え気分で楽しむことができます。

付け爪の種類には、ネイルチップとスカルプチュアがあります。

「ネイルチップ」は、付け爪の本体となる板で、多くはプラスチック製ですが、木製、ガラス製、金属製なども用いられています。

個人の好みや指・自爪の形に合わせてさまざまな大きさや形状のものが市販されています。


両面テープや、専用の接着剤で自爪に貼り付けて使用するのですが、マニキュアと違い、乾燥を待つ必要が無いことや、あらかじめデザインされている物をストックしておくことができる為、気分やTPOに合わせて、手早く付け外しができる。

「スカルプチュア 」は、可塑性の素材を爪の上に直に塗りつけて、付け爪を形成します。

粘土細工のように、立体的な造形をすることもできます。

補助医療目的で、変形変色した爪を再生、保護する目的で用いることもあるようです。