コスメメーカー(DHC、ポーラ化粧品) :コスメとは、単なる化粧ではなく体全体をきれいにすること

コスメメーカー(DHC、ポーラ化粧品)

DHCは、コンビニで買えるコスメとサプリメントにより、一般的によく知られています。

DHCとは「大学翻訳センター(Daigaku Honyaku Center)」の略であり、今なお翻訳会社としても有数の規模を誇っています。

創業は1972年で、吉田嘉明取締役が、大学の研究室を相手に、洋書の翻訳委託業を行ったことに始まります。

1975年に株式会社組織になりますが、当初は出版事業を中心としており、1983年から基礎化粧品の通信販売事業を開始しました。


中でも「DHCオリーブバージンオイル」は同社の知名度を高める看板商品として、知られるようになりました。

その後出版、教育の各事業部を1992年に設立し、1995年には健康食品事業も開始することとなりました。

通信販売を中心とした業務展開を行っているほかに、海外事業としては韓国・香港・アメリカ・カナダでも、通信販売・店舗を複数展開しています。

現在サプリメント部門は、コンビニエンスストアでの15日シリーズの販売などにも力を入れています。


株式会社ポーラ化粧品は、主に婦人用の化粧品の製造・販売を行う企業です。

1929年に静岡市で創業し、1940年にポーラ化成工業株式会社として法人化しました。

その後、1946年にポーラ化成から化粧品事業を分離し、株式会社ポーラ化粧品本舗を設立しました。

化粧品の訪問販売事業で、飛躍的な躍進を遂げるとともに、女性の肌を追究したオーダーメード化粧品「アペックス・アイ」でもよく知られています。


また、文化・芸術の分野にも積極的な支援をしており、ポーラ文化研究所や関連する財団法人によって、ポーラ美術館などを設立しています。

1985年には、通販部門として「オルビス株式会社」を設立し、通販化粧品の分野でも大きく業績を伸ばしています。

1993年には、コンビニやスーパーで販売される基礎化粧品・トイレタリー商品部門を扱う子会社「ポーラデイリーコスメ」を設立しました。