洗剤
洗剤というのは、界面活性剤の性質を利用して汚れを落とすために
開発されたものをいいます。
界面活性剤は、わかりやすく言えば水と油を混ぜるために使うものです。
ここで言う油とは、料理に使う油や牛肉・鶏肉などの脂
(これらをまとめて油脂という、狭義の油)だけでなく、
有機溶剤などの有機化合物のことです。
日常生活では水に油脂などの汚れを溶かす(厳密に言えば
溶かすわけではないけれども溶けたように見える)ために
洗剤を使っています。
これを水中油(O/W すなわち oil in water)と言います。
逆に油中水(W/O すなわち water in oil)もあります。
多い方に少ない方が混ざっているということです。
洗剤には大きく分けて、石けんと合成洗剤に分けられます。