タロットカードの逆位置
タロット占いは誰にでもできます。
特に霊感などは必要ない、と筆者は思っております。
あったほうがいいのかもしれませんが、「自分は霊感がある」とは思っていない筆者でも結果を出すことはできていますので・・・
「78枚すべて正位置逆位置の意味を覚えるまで占わない」というのももったいない話。
最初は大アルカナ22枚を使って本に意味を教えてもらいながら占えばいいのです。
もちろん小アルカナまで使って78枚で占ってもいいですが・・・
個人的に「タロットに慣れる」までは大アルカナ22枚での占いをお勧めします。
ちょっとしたたとえ話をさせていただきましょう。
「横浜から東京に電車でいきたいんだけれど。
今東海道線上りのホームにいます。
」
という電話がかかってきたとしましょう。
こんな返事をすることができますね。
「そのホームに入ってきた電車に乗っていってください。
そうすれば着きます」
これはタロット占いでは「大アルカナ22枚で占いをする」にあたると思ってください。
さて一方、こんな返事をすることもできます。
「次に来る電車に乗っても大丈夫ですが、その次の快速のほうが早そうです。
また、もし座りたければ、今の時間なら横須賀線のほうが空いているかもしれませんので、時間はかかりますがそちらもいいかもしれません。
また、階段が後ろよりなので後ろのほうに乗ったほうがいいですよ」
先ほどに対して、こちらはタロット占いでは「大小アルカナ78枚で占いをする」にあたります。
どちらも「東京に着く」という結果は同じです。
どれぐらい細かいかの違いしかありません。
横浜駅のことをよく知っている人からの電話なら後者でもいいでしょうが、横浜駅にはじめてきて右も左もわからない相手からの電話なら前者のほうが「すっきりしていてわかりやすい」のではないでしょうか。
というわけで、大アルカナで占えば十分な結果が得られます。
(東京に着きます)
小アルカナをあわせて使うとより細かい結果が得られます。
(より早くもしくはより快適に東京に着きます)
とはいえ。
小アルカナを使うと「手間がかかります」。
ということで、多少経験をつんでから(横浜駅に慣れてから)のほうがよいのでは、と思うわけなのです。
「大アルカナのみで占うのは簡易版」なんていう言い方をされることもあるかもしれませんが、筆者はそうだとは思いません。
ちなみに、小アルカナだけで占いをすることはないように思います。
「誰が何を知りたいのか」で使い分ければいいのではないかと思います。
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