秋ウコン :ウコンの種類、効果と食べ方

秋ウコン

秋ウコン(鬱金)は、香辛料、漢方薬として用いられるショウガ科の多年草です。

英名ターメリック(turmeric)、学名はCurcuma longa(シノニムCurcuma domestica)です。

またカレーの香辛料であるためヒンディー語のハルディ(Haldi)と呼ばれることもあります。

秋ウコンは7月から8月に白い花を咲かせます。

切り口が濃い橙色をして芳香を有し苦味が少ないのが特徴です。

クルクミンを3〜4%と春ウコンに比較し、多く含んでいます。

苦味が少なく、食材の着色(たくわん、くりなど)、香辛料(カレー粉)に、染料(衣服、下着)、殺虫剤とし用いられてきました。

インドでのウコン染めの僧衣は、暑いインドでの病原菌、害虫から身を守るのに最適でした。

粉末のウコンが1食分のカレーに3g〜0.5g程度含まれていて1日に500mg (0.5g:うこん末)を少し続けて利用することにより肝機能の改善がみられるといわれています。

食品添加物とし安全係数の1/100にして一日摂取許容量 ADI1mg/kg(クルクミンとして)としています。

今話題のクルクミンを多く含むことから注目されています。

秋ウコンは、一般的に「ウコン」と呼ばれていて、【クルクミン】という成分がたくさん含まれます。

熱帯アジアを原産とし、インドをはじめミャンマー、インドネシアなどで栽培されています。

国内では沖縄での栽培が盛んです秋ウコンはカレーのスパイスや、染物、たくあん等の着色料に使用されてきました。

鮮やかな黄色はクルクミンという成分が豊富に含まれているためだからです。

クルクミンは胆汁の分泌を促進させるとともに解毒作用があり、これらの働きが肝臓障害を予防改善して肝機能強化に繋がります。

また、クルクミンの代謝物のテトラヒドロクルクミンが強力な抗酸化物質に変化し、糖尿病合併症や大腸・腎臓・肺がんなどに有効であることがわかってきたようで、さらなる研究に期待がかけられています。

また秋ウコンは胃腸を強化する働きがあります。

肝臓胃腸がされることにより生活習慣病予防に繋がると思われています。

あと、お酒をよく飲まれる方にお薦めです。