紫ウコンの効果 :ウコンの種類、効果と食べ方

紫ウコンの効果

紫ウコンは、利胆作用のあるシネオール、抗炎症作用や胃潰瘍などに効能があるアズレンをよく含みます。

紫ウコンの薬効成分のクルクミンは約0.3%、精油分は約6%含まれていて特に胃に効能があります。

食べると強烈な苦味があり、胃もたれ・ゲップなどを改善して清涼感を与えるので、二日酔いの改善には効果がある言われています。

効能:健胃作用・血圧降下作用紫ウコンは、神秘的とも言われるほど多くの症状に対する効能が知られています。


それは、次の3つの作用からもたらされると考えられています。

1. 血液を浄化−宿便や古便を排出し、血液を浄化する
2. 抗酸化作用−老化やガンの原因として知られる活性酸素を排出する
3. 排毒作用 −重金属・抗生物質などの毒素を排出する


紫ウコンの代表的な効能には、次のものがあります。

胃潰瘍・胃炎・十二指腸潰瘍:これらの病気は、ピロリ菌が引き起こします。

紫ウコンは、このピロリ菌に対して、強力な抗菌作用を持っています。

日本人の場合、年齢が高くなるほどピロリ菌に感染しており、40代以上では9割近くが感染しています。

このため、紫ウコンを飲むと、胃腸の調子が良くなったとほとんどの方が言われるほどです。

また、下痢・消化不良・便秘等の胃腸全般の不調に対して効果があり、おならが減ったとか臭いがしなくなったという報告もあります。

歯周病・口臭:歯を失う原因は、歯周病や虫歯がほとんどです。

しかも歯周病になると、歯科に通ってもなかなか治らないのが現状です。

紫ウコンはこの歯周病に対して、とても効果的です。

実は、歯周病は口の中だけの病気ではありません。

歯周病は、全身にダメージを与え、さまざまな病気(例えば、心筋梗塞・脳卒中・リウマチ等々)を引き起こすことが知られています。

特に、糖尿病とは関連性が高く、歯周病が治ると糖尿病にも良い影響があります。

口臭には、さまざまな原因がありますが、その一つが歯周病と胃腸病。

紫ウコンは、その両方に効果があります。

冷え性・生理不順・肥満:冷え性というのは、最近では女性だけでなく、男性にも多く見られる症状です。

その多くがデスクワークで、エアコンの効きすぎや運動不足等が原因の一つと考えられています。

ところが、たかが冷え性とはいえ、これは万病の元にもなります。

肩こり・腰痛・頭痛、さらに女性なら生理痛や生理不順等は、まったく身に覚えがないという人は珍しいのではないでしょうか。

こうした不定愁訴といわれる症状は、多くが「冷え」に原因があると言われています。

不定愁訴は、病院に行ってもほとんど無駄なのです。

紫ウコンは「冷え」から来る症状にも効果的です。

紫ウコンを飲むと、体がポカポカと温まるのを感じます。

また、胃腸の調子を良くし、便秘に効果があるので、美容にも良く、「紫ウコン美人」という言葉もあるほどです。

お酒を飲む方に:紫ウコンはウコンの仲間であり、ウコンよりも薬効が強いものとされています。

ですからウコンと同様、肝臓にも高い効果があります