秋ウコンの効果 :ウコンの種類、効果と食べ方

秋ウコンの効果

秋ウコンの黄色を呈する色素成分は、クルクミンといってアルツハイマーに良いという研究があるようです。

また、アルコールに関しては、ハウス食品と東京医科大学の共同研究によって、ウコン(クルクミン30mg)を摂取することで、未摂取時と比較し、血液中のアルコール濃度、アルデヒド濃度、および活性酸素濃度の低減に効果があることがわかっています。

また、1996年に米国科学学会が、「ウコンに含まれるクルクミンは、活性酸素を除去する上で、ビタミンCや、ビタミンEよりも即効性が高く、それによってガンを抑制する効果もある」と発表しました。

また、クルクミンは他にも利尿、利胆(胆汁分泌促進)、解毒、抗癌、抗炎症作用、コレステロール低下作用があるとされます。

しかし、ウコンは一方で、過剰摂取、長期摂取は消化管に障害を起こすことがあり、動物実験では大量摂取が肝臓に毒性を示すと、確認されているようですので注意は必要でしょう。

肝硬変の女性がウコンを飲んで死亡した例もあるので、過信は禁物なのです。

だから肝障害をすでに有するかたが、サプリとして摂るべきではありません。

ウコンを服用して数日〜3カ月で体がだるくなったり、じんましんなどの症状が出たら、早めに医師に相談するべきでしょう。

肝臓機能に的を絞って、効果を期待する場合は、秋ウコンです。

秋ウコンは効能成分のクルクミンは約3〜4%、クルクミンの含有量が一番多く、肝臓機能を強化する働きがあり、また、胆汁の分泌を促し消化吸収を助けてくれます。

クルクミンは、抗酸化作用が高く、さまざまな薬効があると言われています。

精油分は1〜6%含まれていて、食べても苦味はあまりありません。

特に、肝機能の強化に効能があるようです。

<効能>二日酔い、肝臓病、高血圧、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ガン 予防、糖尿病、心筋梗塞、貧血、関節炎、腰痛、リウマチ、アレルギー疾患、痔などです。