せっけん・合成洗剤の一般常識を検証する > せっけんの環境負荷


せっけんの環境負荷

せっけんの環境負荷には2種類あります。
石けんの合成までの負荷と使用後の負荷です。

使用後の負荷は生分解性や水中濃度など合成洗剤も含めて
さんざん議論されていますのでここでは書きません。

石けんの合成法としてはケン化法と中和法があるのは前に書きましたが、
そのどちらにしても原料は油脂と水酸化Na or Kです。

油脂とは言っても、ほとんどが植物から採れる油です。
最近は植物としてパーム椰子から油を採っています。
熱帯雨林を伐採してプランテーションでパーム椰子を植えているんです。
そのパーム油は、食用ではなくせっけん用に栽培されています。

このようにせっけんを作るために熱帯雨林を伐採し
農薬を大量に使って栽培して、自然環境に悪影響がないとは言えません。
熱帯雨林のままだったらいろんな生物が住み着いていますが、
プランテーションにしてしまうとそれまでいた生物は
死んでしまうか他の場所に移動してしまいます。

このようにして生物の生息地がどんどん無くなっていくんです。

なぜこんな状況になるのかというと、
何がなんでもせっけんでなきゃダメ、
また、合成洗剤は絶対に悪という考えに基づいています。

それは合成洗剤に対する偏見、誤情報による誤解が生んだ考え方なのです。


せっけん概説 水軟化剤 洗剤使用後の環境について



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