タロットカードの小アルカナ「ペンタクルス」 :タロットカードの意味を知って占いに活かしましょう

タロットカードの小アルカナ「ペンタクルス」

タロットは「大アルカナ」22枚と「小アルカナ」56枚からなっている
というのはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが。


今回は小アルカナの中から「ペンタクルス」のスートの意味をご紹介します。


「ペンタクルス」は本やデッキ(カードの一そろいを「デッキ」と呼びます)によっては「コイン」もしくは「ディスク」となっているかもしれません。

同じものです。

ペンタクルスは地水火風の4大元素のうち「地」に属していて、得意分野は「商売」、さらに投資や蓄財といった「財産」です。


恋愛関係で出てくるとありがたいカードは1・10番とクイーン。

クイーンは大アルカナの「女帝」に比して「小女帝」と呼ばれることもあり、意味が似ています。


10番はそのものずばり「家庭」。

笑顔が絶えない、くつろげる家庭のイメージです。


商売関係でしたら1・6番。

6番は「利益を得る」という意味のカードです。

1(エース)
正:欲しいものは手に入る・棚から牡丹餅
逆:待っていても手に入らない・高望み

2
正:綱渡り・スリルを伴う楽しさ
逆:格好良く振舞おうとして失敗・スリルが危険に変わる

3
正:実力を発揮する・芸術
逆:偽者・模倣

4
正:手に入れるより今あるものを守る・動かない
逆:あれもこれもと思って失敗・膠着

5
正:精神論ばかりで実務ができない・結果を見つめない
逆:他人の失敗を笑って自分が失敗・「かわいそう」と思われて何かをもらう

6
正:支払うところに支払う・利益は分配する
逆:利益を独り占めしてきらわれる・吝嗇

7
正:結果まち・望むものはまだ手に入らない
逆:努力不足・心配して損

8
正:技術を磨く・「手を使う仕事」が吉
逆:自分で限界を決めてしまう・自分にできないことができる人をやっかむ

9
正:多少無理をしても手に入れる・実力行使
逆:実力が伴わない・高望みのしすぎ

10
正:愛すべき家族・幸せな家庭
逆:家庭崩壊・世間知らず

ページ
正:理想を追いかける・実現の可能性はある計画
逆:足元をすくわれる・夢物語

ナイト
正:落ち着いた態度で接する・不言実行
逆:落ち着きがない・信用できない相手

クイーン
正:愛される幸せ(特に女性)・十分な財産
逆:惑溺・浪費

キング
正:バランスの取れた判断・じっくり考えた後での正解
逆:あせって失敗・偏った判断