タロットカードの選び方1
現在は何千種類というタロットが販売されているといわれており、日本でも海外版のタロットが手軽に手に入ります。
「タロットをはじめたいのだけれど、お勧めのカードは?」
と聞かれると・・・困りました・・・「どれでもよい」というのが正直なところなのです。
今現在他人を占うこともできる(「趣味」ではありますが比較的はずれないと好評です)筆者が最初に持ったのは本についていた付属の大アルカナ22枚のタロットでした。
紙も良質ではなく、絵柄もそこそこ・・・言ってしまえばおもちゃのようなタロットでした。
しばらくして物足りなくなったので78枚のタロットを買いました。
今では気に入ったデザインのものがあると入手したりして、10セットほどは持っています。
その中で実際に占いに使うのは2セット。
他のセットは、解釈に困ったりした場合、他のタロットのまったく違ったデザインのカードを眺めていると思いついたりする・・・というので助けてもらっています。
とはいえ「どれでもよい」は無責任すぎますから、「一番ベーシックで初心者向けのタロット」と思う条件をいくつか。
・絵柄がある程度はっきりしていてわかりやすいこと
(特に大アルカナは、タイトルと絵がある程度わかりやすく一致していること)
・展開したときの正逆(カードが正しい向きか「逆立ちをした」向きか)を問われる占法があるので、
天地の見分けやすい図柄であること
この2点は気をつけたほうがよいのではないでしょうか。
よく「初心者にはウェイト版」といわれますが、筆者はウェイト版(「ライダー版」「ライダー・ウェイト版」と呼ばれることもあります)を持っていないのでわかりません。
もっとも、人物モチーフで図柄がはっきりしていて、天地が見分けやすいのでとても「使いやすい」タロットであろうことはわかるのですが・・・とても個人的な感覚でもって「ぴんとこない」ので買っていません。
とはいえもしあなたが初心者で「相性があうと思った」カードがとても抽象的なデザインだったら・・・?
もちろんそれを手に入れればいいでしょう。
でも、「勉強のため」として1組「わかりやすいデザインのタロット」を手に入れることをおすすめします。
きっとどちらも助けてくれるはず、ですから・・・
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