釣りをすると健康になれるのか? :釣りの楽しみ方とマナー

釣りをすると健康になれるのか?


中国のことわざで
「一生幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。」
というのは、

「釣り」が精神的にも肉体的にもとても良いことだから、
という意味もあるのではないでしょうか。

魚を食べることも健康に良いことを考えればなおのことです。

最近よく耳にする「DHA」と「EPA」の効果は、
化学によらずとも、むかしからわかっていたというこです。

なんといっても
「釣り」は大自然のなかに飛び込んでいくのですから、
健康のために良いことは疑う余地もありません。

魚の生態や水の流れについて、気象について、道具のこと、
いろいろなことが身につきますし、

そういった経験や知識を存分に活かすこともできます。


集中力を必要とし、
どこか推理を楽しむようなところもあるので
多分にゲーム性があります。

そして、海、河、山と大自然の胸を借り、
身体を動かして汗を流すというスポーツ性もあります。

家族や仲間とともに楽しむレジャー性もありますし、
一人孤独にひたすら「釣り」に打ち込むこともできます。

しかも、子どもでも高齢者でも、男性でも女性でも。
このように、長く広く楽しめるものはなかなか他にありません。

都会で時間に追われるような日常から、少し離れるだけで、
まったくちがう世界に連れて行ってくれるのが
「釣り」ではないでしょうか。

身体を動かしたり、脳を使ったり、ということのほかに、
「釣り」をしている時間が何より健康に良いのかもしれません。

風に吹かれたり、水を見つめたりしている時間が
とても貴重なものなのです。

自分のことを振り返り見つめなおす、
自分に関わりのある人々のことを考えることもあるでしょう。

抱えている悩みの解決の糸口がつかめるかもしれません。

意識をしていなくても
ストレスやイライラなど解消されるのではないでしょうか。

アウトドアであるだけでも効果的ですが、
「釣り」がもつ時間の過ごし方が、

私たちのあらゆる面での健康にとって、
大きな効果があるのではないでしょうか。